この記事にはプロモーション(広告)が含まれます。紹介するサービスは、運営会社が公表されていることと、記事で書いた選び方の軸をもとに選びました。私が利用者として使った経験にもとづくものではありません。
薬キャリAGENTって、私に合うんでしょうか。登録する前に知っておきたいです。

登録ボタンの手前で、手が止まっていませんか? 評判を調べるほど、良い話と悪い話が両方出てきますよね。
この記事では、薬キャリAGENTがどんな人に向くかと、急いで決めないための使い方が分かります。口コミではなく、採用する側から見た仕組みで整理します。
私は1年目から薬局長(管理薬剤師)を10年やりました。転職後の会社では人事も任され、薬剤師の採用面接を担当しました。応募を受け取る側の席にいたことになります。
だからこの記事では、体験談や評判の良し悪しは書きません
結論:相談しながら、決めるのは自分でいたい人に向きます
先に結論です。薬キャリAGENTは、薬剤師に絞った転職エージェントです。担当者と話しながら、求人を探したい人に向く形のサービスです。
ただし、決めるのは最後まであなたです。相談は担当者に、返事の期限は自分で決める。これが、採用する側から見た使い方の芯です。
担当者が付くなら、全部お任せしたほうがラクじゃないですか?


ラクにはなります。ただ、任せきりだと、思ったより早く話が進むことがあります。
なぜ早く進みやすいのか。理由は、紹介会社のお金の仕組みにあります。このあと順番に見ていきますね。
まず、どんな会社かを確かめる
薬キャリAGENTの運営会社は、エムスリーキャリア株式会社と公表されています。医療の情報サービスをしているエムスリーグループの会社です。運営会社の名前は、公式サイトでも確かめられます。
サービスの中身は、評判より公式サイトの説明で確かめるのが確実です。見方は次のとおりです。
- 「薬キャリAGENT」で検索し、公式サイトを開く
- サービスの説明を読み、担当者が付くか・求人をどう紹介するかを見る
- 運営会社の名前がエムスリーキャリア株式会社になっているかを見る
転職エージェントは、法律の上では「有料の職業紹介」にあたります。職業安定法で、国(厚生労働大臣)の許可が要る仕事です。
求職者から手数料を取ることは、同じ法律で原則として禁じられています。だから、紹介を受ける薬剤師の側は、ふつうお金を払いません。
出典:職業安定法(昭和22年法律第141号・1947年制定)第30条・第32条の3
口コミより先に、許可があるかを自分で見ておくと安心です。調べ方は次のとおりです。
- 「人材サービス総合サイト」で検索し、厚生労働省のサイトを開く
- 職業紹介事業の事業所を探すページを開く
- 事業主の名前の欄に「エムスリーキャリア」と入れて検索する
- 出てきた会社の許可番号と、所在地の欄を見る
許可番号は、国に許可を受けた会社に付く番号です。評判と違って、誰が見ても同じ答えになります。
採用する側から見た、紹介会社のお金の仕組み
結論から言うと、紹介会社の売上は、あなたの転職が決まった時に生まれやすい形です。手数料を払うのは、採用する薬局や会社の側です。
紹介会社の多くは、人が決まった時に手数料を受け取る形(成功報酬)だと言われています。細かい取り決めは会社ごとに違います。

これは悪いことではありません。担当者にとっては、転職が決まることが成果になりやすい立場です。だから話を前に進めようとするのは、自然な動きです。
じゃあ、担当者の言うことは信じないほうがいいんですか?


信じなくていい、ではありません。相手の立場を知ったうえで使う、です。
人を採るかどうかは、応募した人の良し悪しだけでなく、会社の側の事情でも決まります。私も転職後の薬局で、それを近くで見たことがあります。
転職後の薬局で、パートの薬剤師が正社員を希望したことがありました。会社の答えは「今のうちには正社員は2人要らない」で、その店舗の薬剤師は私1人になりました。現場が人を必要としていても、会社の判断で通らないことはあります。
だから、結果が思うように出ない時に、自分だけを責めなくていいんです。逆に、すごく早く進む時は、こちらが一度立ち止まってもいい場面です。
薬キャリAGENTが向く人・向かない人
向き不向きは、会社の評判より、あなたの進め方で決まります。担当者が付く紹介会社という形に、合うかどうかで考えてみてください。
| こんな人は向きやすい | こんな人は合いにくいことがある |
|---|---|
| 働きながら探していて、日程の調整を手伝ってほしい | 求人を自分のペースで眺めたいだけ |
| 希望の条件を、人に話しながら整理したい | 電話やメールのやり取りを増やしたくない |
| 薬剤師に絞って相談したい | 薬剤師以外の仕事も同じ場所で探したい |
| 条件の聞きにくいことを、間に入って聞いてほしい | まだ転職するかどうかも決めていない |
右の列に当てはまっても、使えないわけではありません。その場合は、最初に「今は情報を集める段階です」と伝えておくと、話が急に進みにくくなります。
「まだ決めていない」って言っても、いいんですね。

あなたは、表のどちらの列に近いですか? 両方に当てはまる人も多いと思います。その時は、左の使い方から始めて、右の心配は最初の一言でつぶしておきます。
急いで決めないための使い方5つ
ここが本題です。急がない使い方は、登録の前に自分の側で決めておけます。次の5つは、どれも今日から準備できます。
5つのうち、登録の前にとくに決めておきたい3つを図にしました。

- 希望の条件を先に紙に書く。譲れない3つと、諦めてよい3つを分けておきます
- 連絡の方法と時間を最初に伝える。「平日の夜にメールで」のように具体的にします
- 応募は自分の了承を取ってから、と最初に言う。知らないうちに応募が出るのを防げます
- 返事の期限を自分で決める。「1週間考えます」と言ってから、そのとおりに返します
- 面接で言いたいことを、お金以外で1つ用意する。何をしたいかを先に伝えます
5つ目って、どういうことですか? 年収の話はしないんですか?

年収の話をしない、ではありません。最初に出す話を何にするか、です。
私は1年目の就職の面接で、希望の条件を聞かれて「管理薬剤師を経験したいです」とだけ答えました。年収の話はしませんでした。相手の会社にとって得になる話を、先に渡したかったからです。
結果として、1年目から店舗を任せてもらえました。2年目には、働きぶりが評価されて昇給もしました。面接に出る側も受け取る側も経験して、この順番は今でも大事だと思っています。
登録の前に決めておくこと
- 譲れない条件3つと、諦めてよい条件3つ
- 返事の期限は自分で決める
- 応募は自分の了承を取ってから
- 連絡してほしい方法と時間
他社の条件を、今の会社への交渉に使わない
外の条件を知ること自体は、やっておいて損はありません。でも、それを今の会社に持ち出すのは別の話です。
正直に言うと、ここで私は失敗しています。3年目に、自分の市場価値を知ろうとして転職活動をしました。他社から年収600万円の話をもらいました。
その話を、上司との会話でポロッと話してしまったんです。話はすぐに社長に届き、年収は600万円に上がりました。

お金は増えたのに、心から喜べなかったんです。
社長の少し冷めた目を見て、3年かけて積んだ信用が減ったと分かりました。他社の話は、1回しか使えない最後のカードだと思っています。
エージェントで外の条件を知ったら、まずは自分の判断の材料にとどめておく。それが、急がない使い方のもう1つの面です。
2社目を置くなら、性格の違う会社を
1社だけだと、比べる相手がいなくて不安になりますよね。そういう時は、もう1社だけ足す形があります。あなたは、比べる相手がいたほうが安心するタイプですか?
ポイントは、同じ性格の会社を2つ並べないことです。たとえば1社目を薬キャリAGENTのような薬剤師に絞った紹介会社にしたら、2社目は運営会社の違う会社にします。
候補の1つが、アポプラスキャリア株式会社が運営するアポプラス薬剤師(広告)です。担当者が違えば、同じ条件でも話の切り口が変わることがあります。
ただ、社数を増やすほど、同じ薬局に自分の書類が2通届く心配が出てきます。応募した日・薬局の名前・どの会社を通したかは、自分でメモしておきます。
正社員・パート・派遣のどれを扱うかや、対応する地域は会社ごとに違い、変わることもあります。登録の前に、各社の公式サイトを開いて、扱う働き方と対応する地域の説明を見比べてください。
よくある質問
登録したら、すぐに転職しないといけませんか
いいえ、その必要はありません。最初に「今は情報を集める段階です」と伝えれば、相手もそのつもりで動きやすくなります。
担当者と合わないと感じたら、どうすればいいですか
担当者を変えてほしいと伝えられる紹介会社もあります。扱いは会社ごとに違います。言いにくければ、連絡の方法と時間を見直してもらうだけでも、負担は軽くなります。
強く勧められて断りにくい時は、どうすればいいですか
「1週間考えます」と期限を決めて伝えると、考える時間ができます。断る時も、その期限に合わせて伝えれば、話を区切りやすくなります。
聞いていた条件と中身が違うなど困った時は、都道府県の労働局に相談できます。住んでいる都道府県の名前に「労働局 需給調整」と足して検索すると、職業紹介の相談先のページが見つかります。
働き始めてからの労働条件の問題は、労働基準監督署も相談先です。

決めるのは、いつでもあなたです。
まとめ
薬キャリAGENTは、薬剤師に絞った紹介会社です。担当者と相談しながら、決めるのは自分でいたい人に向きます。
紹介会社は、決まることで売上が生まれやすい仕組みです。だから相手のペースが速く感じたら、返事の期限は自分で決めてかまいません。
外の条件を知るのは損になりません。でも、他社の話を今の会社への交渉に使うのは、1回限りのカードです。私はそこで信用を減らしました。
今日からできること
- 譲れない条件3つと、諦めてよい条件3つを紙に書く
それができたら、登録しても相手のペースに流されにくくなります。
ほかにも事業者はあり、順位をつけるものではありません。詳しい条件や対応する地域は、各社の公式サイトで確かめてください。
薬剤師に絞って、担当者と相談しながら探したい人は、エムスリーキャリア株式会社が運営しているこちら。
運営会社の違う紹介会社も一緒に見ておきたい人は、アポプラスキャリア株式会社が運営しているこちら。
